空き家と相続のお話(コラム)
都内でも増加中の空き家ですが、管理が行き届いていない建物も多く、草木も伸び散らかしていて危険なものも多いですよね。
一等地にも空き家があったりして、もったいないと思うことも多々あります。
不動産の取引価格は高騰を続け、一部の富裕層しか購入できないとも言われているなか、一方では有効活動も再生もできず荒廃状態です。
現代は核家族も増え、お子さんが全く別のところで暮らしているケースが多いため、使い道がなく宙に浮いている空き家も多いです。
使用予定がなければ売却すればいいのではと考える方も多いと思いますが、相続に相続が発生してネズミ算式に相続人が増え、権利関係の調整が無理難題になっている事案もとても多いです。
少子高齢化の今、これからが問題に直面するピークになるかもしれません。2030年空家問題とも言われています。
法令改正など国も対策を進めています。(相続登記の義務化ももうすぐです。一部の空き家は固定資産税が高くなる可能性もあります。)
国の施策が実を結ぶのか、空き家問題は解消されるのか。
不動産会社としても空き家問題の解消に役立てないか考えるところです。
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